独り言のような既プレイエロゲレビュー 前半
今年の夏はありえんくらい暑いし感染症もあるので外出はあまりしないことにしたが、そうすると暇なのでエロゲレビューを書くことにした。知り合い向けに書いているので多少の粗は見逃してほしい。あとここ2年以内の作品には全然手を付けられていないので悪しからず。いくつかある途中で断念した作品とごく一部のとても短い作品については書いていないのでそれもご了承いただきたい。
※5段階評価。小数点以下は省いているが、同じ点数でも差はあるのでそこらへんは総評文の内容で察してほしい。
以下レビュー
★なし
初めてやったエロゲ。やったのが昔すぎて正直内容をほぼ覚えていないため★なし。
当時は雛里ちゃんが一番好きだった記憶がある。
もう一度やりたいなと思ったことはあるが、当時どこのサイトでDL版買ったかのかを忘れてしまって詰んだ。ここから次の作品までには数年空いた。
はつゆきさくら
★★★★☆
2番目にやった作品。この作品のあずま夜大好きオタクから激推しされてDisc借りてやってた。当時はすごく楽しんでやってた。キャラデザで好きなのは左手前の希ちゃん。
グランド√だけ他と比べて異常に力が入っている系の作品ではなく、割と全ルート出来が良かった記憶がある。グランド√除けば希ちゃんとシロクマの√が好き。
新島先生の作品は独特の雰囲気に酔えるかどうかで評価が大きく変わる気がする。
自分は終始エモい雰囲気味わいながらプレイできたのでとても評価が高い。
サガプラの作品は当たり外れが大きいが、この作品は当たりだと自分は思う。
この受験の画像だけやたらTwitterで見た記憶がある。
以下プレイ順関係なし
魔女こいにっき
★★★☆☆
新島先生の作品。例に漏れずエモい雰囲気を醸し出している。自分は結構楽しめた。全体的に好きな要素が多かった記憶がある。右上の娘が結構hで話もそこそこ好きだった。左上の娘の話も結構好き。終盤の真相が明らかになっていくパートと、その後の綺麗なラストが高評価。あとHシーンが多い。あまりだれることなくプレイできる作品。
★3にした理由は、「今やり直すと当時ほど楽しめないだろうな」となんとなく思っているから。あと完走した後の隠し√があまりにも尻切れ感があったから。問うていたテーマはそこまで悪くなかったが、あまりにも結末がはっきりしていなかった。あれは当時非常に残念に感じた。
やったのが結構昔なので今やればもう少し深く読めるという説はある。
花咲ワークスプリング!
★★★☆☆
デートの割り勘に関するこの画像で有名↓
ヒロインは割とみんな可愛く、明るい気持ちで楽しめる作品だった。単純な可愛さだけなら今までプレイしたサガプラ作品で一番かもしれない。掛け合いと萌えの点数が高い作品。ただしこの作品はそれ以外の部分が微妙。★3つはひとえに日常パートと萌えによるもの。個別√の作りこみがまあまあアレだった記憶がある。もうちょっと練っていればかなりいい作品になれたのだろうが、そこが惜しい所。
全員攻略した後に見れる√があまりにもしょぼすぎてむしろ笑える。あれだけは作りこみが甘いとかいう表現すらできない。もう祈ちゃん(銀髪の娘)の√が正史でいいよ。
グランドがあまりにもしょぼすぎたので、これ以降のサガプラ作品はレビューを見てからプレイするようになった。
金色ラブリッチェ
金色ラブリッチェ-Golden Time- (FD)
★★★★☆
もはやサガプラの有名作品。質の高い萌えも高評価だが、この作品で最も評価が高いのは間違いなくグランド√だろう。それまでの√とは話の方向性が全く違うが、一つのテーマに沿ったいい話が見れる。サガの作品としてはかなり良い出来。キャラゲーとしてはといったほうがいいかもしれない。こう言わないといけない理由は、冷静な気持ちで再度やり直したときに、少し粗が目に付いて評価が落ちるから。一週目でしんみりした後で再度やり直したときにそう感じてしまった。主人公の記憶喪失があまりにも無理やりだったのもある。ただヒロインはすごく可愛いし萌える。王道だがそれが良い。あとHシーンのクオリティが高い。あまりにも絢華がスケベ。共通個別問わず主人公とヒロインが主人公の部屋でダラダラ日常パートしてる部分は結構好き。
この作品はグランド√ばかり評価されているが、個人的にはグランド√をやった後にやり直すシルヴィ√が一番好き。グランド√を踏まえると、あのあまりにもベタな王道展開とエピローグが違って見える。
FDに関しては評価が分かれるところがあるかもしれない。自分はものにもよるがあのご都合主義はOKだと思っているので不快には感じなかった。萌え部分は変わらず高評価。
サノバウィッチ
★★★★☆
個人的にはゆずソフト最高傑作。ゆずの安定して質の高い萌えはどの作品でも評価が高く、この作品にもそれはある。それだけでは他のゆず作品と評価は変わらないのだが、この作品には寧々√がある。この√が評価の分かれ目になる。ライターによってはRestart後に再会して終わりにしそうな展開ではあったが、この作品はしっかりその後まで書いてくれたのが高評価。個人的には願いを叶えたあとの寧々がその願いを捨てる場面と主人公が寧々の心の奥の不安を解消してあげる場面がめちゃくちゃ好き。
ゆずの安定して可愛いキャラと結構良いシナリオが相まってとても評価が高い。あとオナ地さんがとても可愛い。シナリオも萌えもオナ地さんが最強だった。
千恋*万花
★★☆☆☆
別に★3でも良かったといえば良かったのだが、今回は★2にした。茉子ちゃんがベストカワイイヒロイン。ゆずの安定して質の高い萌え以外に特にいい点がない。舞台設定とか世界観は結構良い感じだったし、良いシナリオが描けそうなものだったが、それをあまり生かせていなかった印象。主人公は割と好印象だった。しかし個別√の内容が少々微妙だったのが悔やまれる。
★★★☆☆
安定して質の高い萌えは健在。美羽がTier1ヒロイン。千恋に比べると、世界観設定を上手く生かせていた印象。ただ自分は莉音√があまり好きではなかった。結末も全体的な内容も好みじゃなかった。なんならメインヒロインの中で一番tntnに響いてない。
全体でみると決して悪い作品というわけではないと思う。サブヒロインの短い√も良かった印象。エリナはエロナ。布良さんも割と好き。
ここめっちゃ可愛くてすこすこ侍
喫茶ステラと死神の蝶
★★★☆☆
ナツメいなかったら★2にしてたと思う。あのヒロインだけ萌えの質が別格。栞那ちゃんも萌えの部分は悪くなかったが、√の内容を考慮すると少し微妙。
スピリチュアルな設定をもう少し上手く生かしてほしかったし、そこらへんはもう少し掘り下げてほしかった。それともう少し今までのゆずと違う雰囲気を展開できていれば、評価は高くなっただろう。良くも悪くも一般的ゆず作品という感じがする。
ただナツメ√はヒロインがクソ可愛いのに加えて、√の内容自体も他と比べるとしっかりしていた印象がある。
ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-
★★★★☆
これは自分でやった作品ではなく、たまさんの配信で全話視聴したやつだが、評価に加えることにした。
3章までなら★5評価。なんなら全体でも★5でもいいのだが、5章の終盤から急に話の雰囲気がめちゃくちゃ変わりだしたのに正直笑ってしまったため★4。自分は終盤を重視して評価する傾向があるので、ここは見逃せなかった。キャラの服装がやたらH。メインキャラ除けば新六と孫大夫と浅右衛門が好き。最初と最後で主人公の内面が大きく変わっているのが好き。あと主税ちゃんクソかわよって感じ。いつかFDも自分でやりたいね~。
オトメ*ドメイン
★★★★☆
非常に完成度の高いキャラゲー。女装主人公モノ。そこまで重い話がないため安心してプレイできる作品。細かい粗が全然目立たないため読後感が爽やか。湊くんもかわいい。ストレス解消にめちゃくちゃ良い。そこそこシナリオも面白い。変な期待をせず公式サイトに載ってるコンセプトを頭に入れてプレイすると結構楽しめると思う。
ヒロインの中だと風莉が一番好きかな。関係ないけどひなたの自称がツァラトゥストラなことに二重の意味で笑ってしまった。
これめっちゃ好き。
ひこうき雲の向こう側
★★★★★
文句なしの★5。つよきすや辻堂さん等は未プレイなので自分はこれがさかき傘先生の一番良い作品だと思っている。サンプル数が少なすぎるという説はあるかもしれない。
「恋をすること」についてすごく丁寧に描かれている作品。美奈√は少しアッサリし過ぎていたが、推奨順は最後になっている瑛莉√がほんとに素晴らしかった。これについては下手に説明してしまうと魅力が損なわれてしまう気がするのであまり多くは言わないことにする。
絵が若干古いのでそこが気になる人もいるかもしれない。しかしシナリオが本当に素晴らしいので是非やってみてほしい作品。個人的にはエクストラの短編も評価が高い。短いがしっかりまとめられていた記憶がある。全体を通してBGMも綺麗で良い。
悪い点としては、誤字と脱字がそこそこあったこと。あとは瑛莉√だけクオリティが飛びぬけてしまっていて他の√の味が薄く感じてしまう点がある。それでも大変おススメなので興味が出た人は是非やってほしい。
月に寄りそう乙女の作法
★★★★★
女装主人公モノ。文句なしの★5。シナリオの王雀孫先生はプリコネRのなかよし部関連イベントのシナリオも手掛けている。まあメインで書いているのは王先生ではなく東ノ助先生なんですけどね。
日常会話のシーンの出来が非常に良く、そのおかげでだれることなく楽しめる。
主人公が聖人で見ていて気持ちが良い。ただお前ほんとに男かってくらい性欲を感じさせないところに若干の違和感を感じた。でも主人公の性格を考慮するとそれも自然なことなのかもしれない。
服飾の専門学校に通っていたらしい東ノ助先生の舞台設定が実に読んでいて楽しい。
ヒロインに関してはルナがあまりにも魅力的。サブヒロインだとりそなが可愛い。そもそも大体のキャラクターが魅力的だと思う。しっかり作られているなと感じた。
全体的に完成度が高い作品となっている。
推奨順は、湊→瑞穂→ユーシェ→ルナ となっている。
これは単純に√の面白さ順で、後のほうの√ほど出来が良くなっている。
ルナ√は必見。ライターの本気を感じた。努力と絆の勝利って感じがしてすごく好き。
悪い点としては、前半2√と後半2√で面白さに大きな差があった点が挙げられる。複数ライター制を採用しているため仕方がないことではあるが、前半の個別√で少し物足りなさを感じてしまった。
もう一つは、この作品の悪い点というわけではないが、シリーズの作品数が非常に多い。FD等の短編が多く、全部追うのには非常にお金がかかるのが残念な点だ。自分も全部は追いきれていない。
ちなみにBADENDから乙女理論とその周辺に繋がる。
OPの曲めっちゃ好き。
乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-
★★★★☆
月に寄り添う乙女の作法のBADEND後のifを書いたストーリーとなっている。
ヒロインも舞台も一新されてまた違った雰囲気の物語が楽しめる。
ただりそな√以外がちょっと味薄かったので★4。
それでも全体的な雰囲気は良かったし、りそな√は文句なく素晴らしかった。
一応前作の人たちもちょっと登場するよ。りそな√ではアツい展開が多く見れてとても楽しかった。
前作ではあまり深く描かれていなかった主人公の家の事情について詳しく描かれている。そのあたりの話もとても面白かった。
乙女理論とその後の周辺(これのFD)では今作では味が薄かったエッテ√が大幅に加筆修正されている。自分はやってないが、興味が出た人はやってみてもいいかもしれない。
★★★★★
無印と同じく女装主人公モノ。前作とはだいぶ雰囲気が異なるが、非常に良い作品だった。ラフォーレの杉田ヴォイスも高評価。
月に寄り添う乙女の作法の正史については「想像に任せます」とのことだったが、主人公の容姿を見れば一目瞭然である。
前作とは方向性が違うが、良い主人公だと思う。正直プレイする前は色々と心配している部分もあったが、杞憂だった。
今作はまさに名前の通り月に寄りそう乙女の作法2だった。
前作を踏襲しつつ、今までのつり乙とは違う方向性のエピソードも収録されていて、まさに正統進化系という感じに仕上がっている。
無印と違って、√の面白さに差はあっても味の薄い√がなかった点も高評価。パル子可愛い。でもやっぱりエスト√が最高。
推奨順はとりあえずエスト√を最後にしておけば何でもいい気がする。ルナとはまた違った方向性のメインヒロインだが、かなり良く表現されていたキャラだった。めっちゃかわよ。
FDが2つもあるけどどっちもやれてないのでいつかやりたいな~と思っている。衣遠過去編はマジで読みたい。
Clover Day's
★★★☆☆
正直この点数になったのには作品そのものとはあまり関係ない色々な理由があるが、それがなくてもそこまで点数は高くならなかった気がする。★3は結構甘めにつけた。
ある一枚のCGを見かけてこの作品にすごく興味が出てプレイしたわけだが、その場面が思っていたものとだいぶ違って肩透かしを食らってしまったためどうしても評価が落ちる。正直当時色々あってあんまり真剣に読めていなかったのでこの作品の評価については特に自信がない。
ただ絵は他の作品と比べてもかなり好み。音楽もかなり好き。osu!でめちゃくちゃこれのOP曲やってた記憶がある。
神
正直気持ちを入れ替えてちゃんとやり直したほうがいいかもしれない。この作品に関してはほんとにちゃんと読めてないのであまり参考にしないでくれたほうが有難い。
ものべの -happy end-
★★★★☆
ロリ(も存在する)ゲー。演出とシナリオが素晴らしい。★5でも良かった説はある。
√は3つだが、それ以上のボリュームを感じるゲームだった。Hシーンもとても多い。
確か60個くらいHシーンあった気がする。
舞台はかなりのド田舎だが、ド田舎らしくない暖かさがある。ここらへんは世界観設定の影響もありそう。
主人公がかなり真人間って感じがする。作風にはマッチしてるからいいんだけどもね。
全体を通してすごく穏やかな気持ちでプレイできる作品。でも退屈するということもない。終盤はまあまあ盛り上がる。個人的には飛車角の過去編が好き。
結構ロリとのHシーンがあるので肌に合わない人はいるかもしれない。それに抵抗感がない人にはおすすめできる作品。
★★★★★
やや甘めの採点の★5。みさき√がすごく面白かった。でも性癖に刺さってるのは真白ちゃん。音楽も絵もシナリオも全体的にハイクオリティ。架空のスポーツであるフライングサーカスについての設定の作りこみがすごかった。明日香√は The 王道って感じ。雰囲気に反して意外とHなCGが多かった印象。しっかりエロゲしてんな~って思った。
全体を通して「青春」を感じられる作品だった。
推奨順は人によって異なりそう。明日香√をどこでやるかは人によってかなり最適解が異なりそうだから難しい。
個人的にはかなり好きな作品。自信をもっておすすめできる。
そういえばEXTRA2の制作決定しましたね。めでたいめでたい。
後半はぼちぼち書いていきます。